INAMURA CLASSIC


昨日開催され、無事終了しました。
24年振りの伝説のコンテスト・・・・・・・・
25日、正午、実行委員会から「contest Go!」の知らせが届く。
千葉は前日よりも波も落ちてJUNとwave huntingの最中、
「どこもいまいちだなぁ」といった按配、
「え?ほんとにできるんですか?」
の不安を抱えつつ、フェリーにて「いざ鎌倉!」へ。
到着すると開催場所のリーフには10分に2~3本、
力ない3~4ftの波がやってくるのみ・・・
「できるのかいな?」
という不安は益々募る。
関野聡君と、RASHの蓮沼会長と大木新次、JUNで夕食、
「明日は無理だよ。できない。」
BEERが進むうち、
「300倍返しでできないって断言するよ!
ここで召集をかけちゃうのは誤った判断だったね」
サトシは昔と変わらず、今も思ったことはズバッと口にする。
みんな、
「明日はナシ!」ってことで雰囲気が出来上がり一気にBEERが進んで長い夕食会に・・・・
逗子マリーナに宿を取ってもらい4~5時間就寝。
明けて午前5時、
マリーナから由比ガ浜越しに稲村突端を見るとザワザワしている。
スープが昨日より遥かにでかい!
そこへ電話、
「やるから早く現場集合してください!」
現場到着すると
波、波、波、あとは人の波・・・・・・・
早朝からすんごい人の数、
駐車場、どこも満杯でビーナスまで引き返しそこから徒歩で現場へ・・・・・
波は3~4ft、というところ。
20数年ぶりの開催にしては
「もうちょい大きなサイズだったら良かったかな?」
というのが正直なところだけれど、
でも十分!
そのロケーションと合わせ、出場サーファーの面子、観客の数、
どこをとっても
過去において、サーフィンの魅力を多くの人に知らしめる日としてこれ以上の日は存在しなかったと思う。
湘南の底力は恐ろしい。
これだけの人を集客する。
3~4000人の観客だったそうだ。
同時に
「終身雇用の時代は終わったんだよ。
ちょっと休ませて、って言えばすぐに休める。
この人たちはある意味、今の衰弱した日本経済の象徴だな・・・・・・・・・」
となりでジヤッジにあたったカカイ先生の一言が印象的だった。
日本経済はともかく、
今日はこの日を楽しまなきゃいけない。
そしてジャッジの重責をしっかりこなさなきゃいけない。
コンテストスタートのホーンが鳴ると
多くの観客から大歓声が上がる。
こんなスタートシーンは初めて見た。
おそるべしinamura woodstock!

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選手も良い顔ぶれが集合してくれた。
JPSAのトップランカーにローカル枠から個性的なサーファー達が出場した。
これだけ波のフェイスがあると
やはりトップランカーの力はローカル枠からのサーファーに比べると一枚上手。
ターンの箇所、当てに行くポジションに大きな差が見えてしまったのは残念だった。
でもこのコンテストは勝敗よりも出場することに意義があるような気もするし、
あまり気にすることはないかもしれない。
「300%やらない」と前夜豪語したサトシも出場、
ラウンド1を勝ち上がり力のあるところを見せ付けてくれた。
観客から一番の喝采を浴びていたのはこの人だった。
今も鎌倉のスーパースターだったんだなぁ。

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JUNのQ.FINALは圧巻だった。
グラブレールで長いバレルをメイク、
その後に、もっと大きなバレルから垂直に当て込んでぶっちぎって魅せた。
両ライドともに楽々エクセレントをメイクした。
勝敗は関係ない、と書いたが、
プロサーファーにとって勝敗は大いに関係ある。
歴史に名を刻み、
優勝者にのみ50万円のプライズマネー。
勝たなきゃ意味がない。2番もビリもある意味同じ。
JUNはファイナルに進み、
「もしや?」の期待を抱かせたが、
賞金に目がくらんだのか?
絵に描いたようなインターフェアをやらかしthe end!
しまらない結末だった。
「でも出れて良かったです。
砂浜から道路沿い、みんなにスタンディングオベーションされて、
あんな経験なかったです。
波も良かったし最高でした。
でも50万円、貰いたかったっす・・・・・・・」
このコンテストには大掛かりなスポンサーボードもなく、
ほとんど装飾はなかった。
良い波と良いロケーションと良いサーファー。
そこにこれだけの観衆が集まると凄いことになる。
観客の中には長年サーフィンを極めた人もいれば、
ちょいとかじっている人、あるいはまったくやったこともない人、
いろんな人がいたと思う。
それぞれがあそこでライブ体験して何を感じ取ったか?
大事なのはその一点じゃなかったかと思う。
これからコンテストを運営する組織、そこに関わる人たちにとっても
大きなヒントを貰ったんじゃないか?
何せ20数年ぶりの伝説・・・が先走りして
デジタル先行の世の中、
これだけの集客にいたったのは間違いない。
民放の4チャンネルでもTBSでもニュース番組内で放映された。
これまで長年、テレビ報道なんて皆無だった日本のサーフィンが、
相当に良いイメージをもって多くの人の目に触れた意義は大きい。
そこにスタッフとして関われたことを光栄に思います。
稲村の人たちとは長年、良い関係を続けさせてもらっていて、
それもこれもサーフィンがその基本にあって、
そういう関係がいろいろ組み合わさってこういう晴れやかな舞台ができるわけで、
自分としてはその晴れやかな表舞台より、
そこに関わる多くの人たち、
実行委員とか、出場選手とか、
観客の中の多くの友人とか、
多くの友人たちと会えたことも幸せだと思える日でした。
とりあえず良い日にそこにいることが大事です。
you should’ve been here yesterday~!

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セミを勝ち上がりファイナル前、笑顔のJUN。
ファイナルの悪夢、ここでは予想だにしなかった。
一泊二日でお手伝いに駆けつけた自分、
交通費もバイト代も出ないことは少しだけ予想していた・・・・・
「JUN 世の中、何でもかんでも金だけじゃねぇぞ!もっと大事なことがあるんだぞ!」
そう自分にも言い聞かせながら帰路に着きました。
あ、ちょっと長くなりすぎました・・・・