鎌倉在住のsurfer
井澤大兄のfacebookに「jesse 逝去」の記事があった。
surferで音楽好きは数多いけれど、
良質なアメリカンミュージックをここまで掘り下げて聴く人となると、
そんなに多くは存在しない。
「どうせAORあたりにうつつを抜かしている洒落たおっちゃんだろう?」
最初の頃、そんなふうに、勝手に大兄のことを想像していた。
サーフィン専門誌で長い間、隣同士でコラムを持っていたことがあったけど、
実際に会ったのは、
だいぶ時がたってからだったと思う。
今は亡き、イソちゃん(サーフィン専門誌の編集長、ウバガヤ番長)の紹介で知り合ったのが最初だった。
で、
音楽の話をすると、
こちらがぶっ飛んじゃうくらいに深く米国音楽に傾倒していた・・・・
「渋谷のblackhawkで、松平さんが….」
なんてフレイズがsurferの口から出てくるなんて信じられなかった。
むこうもおれのことを、
南房総の先端に住む田舎者で
「そこまでSSWの世界にはまってた奴がいたのか?」
そんな感じだったんじゃないかと思う。
たいがいSURFERの音楽通とか言われる人って、
「あのサーフィン映画のあのシーンのBGMが・・・・・」
とか、
そんなのにやたら詳しい人のことを言う。
けどおれたちゃ、最初に音楽ありきで、
たとえば名作Free rideで有名になったギャラガー&ライル、
あのコンビだって
「英国のトラディッショナルフォークを牽引していた奴らね!」
そんなあたりから入っているし・・・・・
フェアポートコンベンションあたりも「聴いてはいたぜ!」って・・・・
あ、
そんなことはどうでもよかった。
jesseのおっちゃん死んじゃったんだな・・・
良い音楽をたくさんありがとう!
沁みるなぁ・・・・