黄門様と夜桜お七

長くさぼっちゃいました・・・
いや、
いろいろ忙しかったのです。
罪滅ぼしに力作を書き上げます。
タイトルからして力入っているでしょう?
ちょっとだけ体の不調があって
検査入院していました。
ふつうこんなこと書きません。
弱みを見せれば付け込まれるのが世の常です。
SNS等で
惜しげもなく自分の弱みをさらす人いるけど止したほうがいいです。
「大丈夫?」
「頑張って!」
「応援してるよ!」
そんな言葉ほぼほぼウソです。
ウソじゃないにしても
そんな言葉貰っても状況はたいして変わりませんから・・・
あ、そんなことどうでも良かった、検査入院です。
生検という内臓部の細胞を取る検査でした。
肛門から入れて
前立腺、直腸、膀胱等の細胞の摂取・・・
手術室では
パンツ脱いであられもない恰好させられます。
まさにまな板の鯉状態です。
男の尊厳はほぼほぼ無きに等しいです。
そこで物語が始まるのですが、
脊髄に打たれた注射で
下半身は麻酔が効いています。
でも意識はしっかりとしています。
目も見えるし、
音もよく聞こえます。
と、
自分の耳には間違いなく坂本冬美が聞こえるのです。
病院の手術室です。
手術室で坂本冬美です。
夜桜お七、
夜桜お尻、の洒落なのか?
思い切ってオペの助手さんに尋ねました。
「なんで演歌なのですか?」
と、
「T先生、演歌がお気に入りで、
こういうの聞きながらすると調子が出るようなのです」
という答えが返ってきました。
口答えできるような態勢(劣勢です)ではありませんでしたから、
「なるほど、そうでしたか・・・」
とのみ返しておきました。
手術室に流れるBGMは何が良いのでしょう?
JAZZとかいいかも・・・
CLASSICもいいかも・・・
ACDCなんかじゃ騒々しすぎます。
夜桜お七で肛門グリグリ・・・・・
滅多にできる経験じゃないです。
大事に良き思い出としてとっておこうと思います。
ちょっと汚い話ですいません。
私?
ぜんぜん元気です!
心配ないです。

このあたりで肛門ならね、少しいいかも・・・・