オルタナティヴサーフボード、
最近よく耳にする言葉。
で、
そりゃいったいなんなんだ?という疑問に出くわす人って多い。
言葉を目や耳にしたことがない人は疑問も沸かないから、そりゃそれでいい。
一応、オルタナティヴミュージックの解釈を引用しておく。
オルタナティヴ・ミュージック (alternative music) とは、現在の商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、
時代の流れに捕われない普遍的なものを追い求める精神や、
前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことである。
しばしばロックの一ジャンルとして思われがちであるが、厳密にはジャンルではない。
「alternative」とは英語で、通常「代わりの」「代用の」「もう1つの選択」という意味であるが、「型にはまらない」という意味もある。
本来は音楽的な特徴や性格をあらわす言葉としては使わないのが普通だが、
この場合は後者の「型にはまらない」あるいは「既存のポップ・ミュージックの概念を打ち壊す」という意味で「alternative」が使われている。
これでちょっと解りやすくなったかも・・・・・
コンテストサーフィン=ポップミュージックという数式をあてはめるのはきついか?
最新のマニューバーを求めて進化を続けるサーフボードに対して、
ちょいと風変わりなサーフボードのことをオルタナティヴというんだな、
というのが一応の結論。
風変わりだけでそこに飛びつく、
いわゆる服飾的魅力ありきで飛びつくのは早急。
それが乗り易いものであるかどうか?
進化する先鋭的なボードに比べてはるかに乗り心地が良いか?
そこの見極めが大事。
数年前流行ったアライア。
今も頑張っちゃってる人いるんだろうか?
マチャドが乗ってラスタが乗ってトレンディだったけど・・・・・
もっともシンプルで素晴らしい乗り物だけれど、
難しい!これが難点。
長くなったので結論を急ぎます。
自分の技量、年齢、筋肉量にあったボードを見つけること。
これが大事。
世界マスターズ選手権で戦う海外のコンペサーファー見ていても
G,MASTER KAHUNAクラスの年長選手たちは
みんな年齢相応のボリュームのあるもの使っているように見えたし、
そこから繰り出すマニューバーも素晴らしかったっす。
日本のコンペサーファーっていくつお年を召しても
WTのサーファーが使用するデータが自分のものに直結しちゃうようなとこあるし、
そういう見極めって大事じゃないかな?
と生意気をぬかしておしまいとします。
じゃ、最後に世界最高峰のオルタナティヴサーファー!
DEREK HYND
10年以上もFINの付いたサーフボードには乗っていないというのだから、
オソルベシ!です。
ちなみにこの方、
自分の乗っているサーフボードを「フィンレスボード」と称されると不機嫌になるそうです。
FAR FIELD FREE FRICTION(ファー・フィールド・フリー・フリクション)
FFFFと呼ぶのだそうです。
これまた素晴らしいですね。
まもなく発売雑誌「GLIDE」はDEREKさんの特集です。
興味ある方はぜひぃ!