若かった頃、
keep on surfingという言葉、
おれらの常套句だった。
サーファーの友人から届いた年賀状には、
ほぼほぼその言葉が誇らしげに踊っていた。
サーフィンにおいて、
一番の教えがその言葉だった。
ハタチそこそこの若造に、
自分が60歳超えてまで波乗りしてる姿、
そんなの想像も出来なかった。
自分がハタチの頃、
近くに60歳超えるサーファーはいなかった。
たぶん、、、、、
いたとしたら今、100歳越えの人になる。
計算違うか???
朧げに、
ただその常套句を使っていたに過ぎない。
今、
海には60過ぎのサーファー、
腐るほどいる。
今の若いサーファーには
60過ぎまでサーフィンすること、
それがどういうことなのか?
見本があってわかりやすい。
良い見本も悪しき見本も、ある!
自分には良く理解できなかった。
それでも、
keep on surfingという言葉は、
今も自分のベースにある。
漸く理解しつつあるのは、
それは快楽ばかりではなくて、
艱難辛苦も伴う、
かなり厳しい側面も持ったものだということ。
雑多な日常で老いと戦い海に向かう。
圧倒的に楽しいことの方が多いのだけれど。
暑く長い60回目の夏に、
そんなことを考えている。
波もしょぼく
今日も残暑は厳しいです。
それでもやっぱり
keep on surfing‼️
果たしてサーフィンの境地ってのは
どこにあるのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・・