誰も時計を巻き戻すことはできない・・・・
つまり、
寄る年波には勝てません、程の意味。
「ノーズの尖がりは本気の証」
とどこかに書いていたのは、
優れたシェイプ技術と理論を持ち合わせたOGM,
オガマ教授です。
流石の一言でございます。
たぶん半分冗談なんでしょうけど、あはは。
若いうちは
流行りや
シェイパーの名声や
ライダーの人気具合でボードチョイス、
それで何とかなるものです。
ところが年を取ってくるとそうもいきません。
暗中模索、五里霧中、
自分に適したボードがどういうものなのか?
的確な答えを見つけるのはなかなかたいへんな作業となります。
そして、
ほとんどの方々が不適格なボードを使用しているという現実。
爺様たちの心の奥底にある
昔取った杵柄、
70年代のローラーコースターの情景を壊すことなく、
「こういうのがいいんじゃない?!」
とご提案差し上げるのも至難の業なのです。
爺様はガンコですから・・・・・・・
長くすれば良いってものでもないし、
丸くすれば良いってものでもないですし、
厚くすれば良いってものでももちろんないですし、
なかなか厄介なものです。
が、
そういう提案がやりがいだったりもします!
昨日のブログの続きですが、
自分が二十歳のころ、
先輩サーファーは?というと、
とても解りやすく書くと、
鴨川に偉大な川井幹雄先生がいました。
ですがわずか30歳でしたからね・・・
40歳、50歳、
60歳で還暦越えのサーファーなんて皆無でした。
だから、
みんなほぼほぼ同じようなボードに乗っていたのです・・・・・
変わったものを好む方も一部おられましたが・・・・・
ところが今、
40,50はガキの扱い、
海には60代、70代のサーファーだって当たり前にいますから。
長く楽しくサーフィンを続けるにはどうしたらよいものか?
どういうこと、ものを提案したらよいのか?
そんなことを命題にこれからも頑張っていこうかと・・・・・
そんなことを思っている次第。
あ?
こんな能書きこいている場合ではなかった!
GW真っ只中でした!
海も雑多なサーファーで溢れています。
「ほら、だから言ったじゃん?
そんなペラペラなボードじゃ波に乗ることすらできないって!」
「だってボード厚くしたらドルフィンかったるいですもん!」
僕たちはドルフィンスルーをするために海に向かうわけではありませんからね!
そこをはき違えてはなりません。
では、
楽しいGWをお過ごしください!