昨日のブログで
「各自、自分の限界をプッシュアップするような波に乗ろう!」
なんて偉そうなことを書いた。
書いた以上、
自分も実行しなきゃならんから、
やや東向きのウネリが当たっていそうな勝浦のリーフへ行ってみた。
こういう時は一人がいい!
「納品いってきま~す!」
てな感じで出かけるから、どうしたってひとりになっちゃいます。
潮が上げ込んできていてブレイクはイマイチ、
その代わり人も減り混雑もなく良い感じ。
ピークにタコさんが構えていて軽く挨拶、
「松部やって、それからアウトサイド(shot gun)行って、ここに戻って骨休め・・・・・」
なんていいながらセットの良い波を乗っていた。
昨日、偶然にも
「誰もがワイメアライダーじゃねぇんだから、おのおのが自分の限界にチャレンジしよう!」
みたいな事を書いた。
書いたことがすぐ現実になっちゃうことに少し驚いた。
タコさんは自分の限界をプッシュし続けてワイメアまで到達した。
今でこそ毎冬のノースショア詣でには行かなくなったみたいだけど、
まだまだチャレンジは続いている。
今年、還暦を迎えて、
今もなおその情熱は燃え盛っている。
アウトサイドの8ftはあろうかというセットを指して
「風も止んできたし、もう一回行こうかなぁ。一緒に行く?」
「あはは~、無理っすよ」
と、返すしかなかった。
ここにサーファーとしての資質に大きな壁がある。
そこをしっかり認識することはとても大事なこと。
おれはそういうのすごくよく理解している。
チンケなサーファーだな、って良く思うことがある。
だから昨日も書いたように、
「チンケなりに自分の限界をプッシュするような行動をしよう!」
そういうことを身をもって知らされた日だった。
タコさんを一躍時の人にしたのは、ワイメアの20ftにチャレンジした写真が雑誌を飾った時だった。
たぶん僚友の岡野教彦さんが撮ったものじゃなかったかな?
それからもうひとつ、ドカリ!
ここはタコさんの独壇場だった。
今はテトラに覆われそのブレイクは失われちゃったのだけど・・・・・・
注釈
「ワイメアの写真撮ったのはノリヒコじゃなくて飯高君だよ!」とはご本人からの後日談、失礼しやした~!