bradley surfboards

たまたま縁あって入荷したものです。少し解説を添付しておきます。よろしくお願いします。🙇‍♂️

CBこと、あのChristiaan Bradleyは日本ではあまり知られていませんけど、世界のトップサーファーで彼のことを知らない人はいません。

Bradlyサーフボード

彼は、その素晴らしい腕をどうやって磨いたか?今回はその秘話に迫ります。

彼の能力が世界に知られるきっかけは2002年から、EUのCIサーフボードをすべて監修するという大仕事を受けることから始まりました。

ここからが彼のスゴーい物語です。始まり始まり!

彼は

”アルメリックのデザインを、寸分も違わずに再現する”というまるでマシーンのような頭脳とゴットハンドを発揮して、CIサーフボードのEUでの地位を更に高めていった。

彼の素晴らしいシェイプを聞きつけたJake Pattersonや、Danny Willsらが彼のボードをオーダーし始めた。そして次々にプロらが、彼の特級の腕を聞きつけてオーダーするようになる。Andy Irons、Bruce Irons、Mick Fanning、CJ Hobgood、Damian Hobgood、Dean Morrison、Taj Barrowらも彼のボードをヨーロッパに来る際にはオーダーを始めるようになった。

ワールドツアーサーファーの世界レベルの限りないサーフボードのパフォーマンス要求に答えるべく、多くのテスト・フィードバックが、彼の腕を更なる高みへと引き上げたと言う。

そして2003年にあのKelly SlaterがCBにオーダーを入れた。彼にシェイプしたボードで、SlaterはムーンダッカとブラジルのCTで優勝する。KellyがCBボードをオーダーし始めたという噂が、彼に更に多くのプロサーファーがオーダーをし始めた。

アルメリックのデザインを再現しながら、自分なりの考えをシェイプ&デザインに次々に取り入れて 行くBradley。そのアイデアをアルメリックに話しながら、彼にも影響を与えて、アルメリック自身がBradleyのデザインを取り入れていたという 世界の最高レベルのシェイパーである。

Bradley曰く

”毎年CIサーフボードがあるサンタバーバラに行って、このアルメリックとの共演を楽しんでいた。カリ フォルニアのサーフボードデザインで何が起こっているか?実際肌で感じるのもシェイパーとして有益なことだったんだ。今なお世界をトラベルして、サーフ ボードをシェイプするけど、様々な波・その現地のファクトリー・デザイントレンド・多くのサーファーのフィードバックの情報を得ることが、シェイパーとし て一番大切なことだ。”

2009年には、世界チャンピオンであるKelly Slaterのボードをメインでシェイプしいていて、4度のCT優勝を獲得に貢献。彼のブランドのライダーであるJeremy Floresは、2010年のパイプマスターズで、BradlyのCB1モデルを使って優勝。2010年のQSでは、Santa CruzでのOneill Cold Water(別名CWC)でMatt Wilkinsonが優勝など、計7つのQS優勝が彼のマジックステックによって生み出されていたのだ。

Kelly Slaterの考えは、

ボードをとにかく短く、幅広に、そしてより深いコンケーブを入れる

というものだった。その考えは今のツアーに多くの影響を与えている。実際、10年前のツアーのサーフボー ドより、今のツアー選手のボードは短く・幅広になっている。Bradleyの手本にするシェイパーは、アルメリックとサイモンアンダーソンと言う。彼らの デザインを生に感じながら、彼らのデザインにも影響を与える彼のサーフボード・・・

今なお、ヨーロッパツアーの際には多くのCT選手が彼のボードをオーダーするその事実こそが、Bradleyシェイプの素晴らしさを証明している。