間もなく、あの大震災から3年の月日が過ぎようとしている。
東北の地に暮らす多くの友人がダメージを受け、
3.11から一ヵ月後、
友を訪ねて行った先で見た光景はそれは悲惨なものだった。
「喉もと過ぎれば・・・・・・」
で、
3年の月日の経過とともに、
そういうことも遠い過去の記憶のようになりつつある。
かくいう自分もある意味同じです。
けれど、
現場では何も終わったわけではなく、
むしろようやくにして始まった感が強い。
サーフィン競技同じく、
採点競技全般、その順位付けに限界を感じているから、
フィギュアスケートもあんまり好きじゃない。
浅田選手に感動するよりも、
あのフリー演技で上から3番目の得点ということ自体、
国力の差とか、
開催国の強みとか、
そういうものが見え隠れしてまどろっこしく感じられるからだ。
それでも、
金メダルを獲った仙台出身の少年は、
「被災者の方々の心に火を灯せるような、そんな演技ができたらいいな」
と言った。
そういう言葉に心を打たれる。
あ、おれはスポーツライターではなかった・・・・・
肝心なのは被災地です。
時々、
その地に暮らす友人達と連絡を取り合っている。
みんなそれなりに元気で頑張っている様子が解ると、
それだけでうれしくなります。
甚大な被害を受けた亘理、荒浜では護岸工事が進んでいるようです。
その地でSURFSHOPを営んでいた残間君は仲の良い友人です。
震災後、
その地を訪ねた時にはSHOPは跡形も無く、
コンクリートの下地があるのみでした。
「SURFSHOPは入りづらいっていうけど、
うちのSHOPは入りやすいでしょう?
どこからでも入れます!」
搾り出した冗談を今でも鮮明に覚えています。
その地に暮らす友人がいるのなら、
どうか時々は思い出して連絡を取ってください。
やさしさが恥ずかしいなら、
「牛タン送れ~!」
でいいじゃないですか!
すぐに送ってもらえますよ。