ふと歌詞の一説が頭をよぎり
思わず口ずさんでしまうことが、有る。
同じように、
昔懐かしいサーフィン雑誌、
その中の小さな写真につけられたキャプション、
その一説が、
妙に鮮明に蘇ってくることも、ある。
現代は情報や言葉が洪水のように溢れかえっているから、
そういう状況で珠玉の一説を見つけ出すのは困難だし、煩わしい作業に思える。
当時、俺達は情報に飢えていた。
誰かが、このサーフィンというものの素晴らしさを的確に表現してくれないか?、
待ち望んでもいた。
たとえば
当時のサーフィン専門誌編集長だった石井秀明氏のこういう一文・・・
http://www.sc-fan.com/0000_up/005_nami/001_seishin/00_joshou.html
サーフィンを取り巻く環境も、
それを愛好する人も、
そのスタイルも嗜好も思考も全てが変わってしまった。
でも、
絶対変わらないもの、
普遍なものがあるはずで、
そこは見失わないようにしたいな、と、
そんな心持ちでいる。
1982年、日本のエースだった4人のうちのひとりが、エールを送ってくれた。
「オニオコゼ、ふまねぇようにな~!」
先人の教えには素直に従うべきだ。