波チェックの道すがら、手の届くところに柿の実がなっていたので90%は渋柿と予想しながらも、ひとつ頬張ってみた。案の定、それはとてつもなく渋くて、口の中が一瞬で歯医者で麻酔を打たれたように痺れた。ギャンブル失敗。悔しくて持ち主のゴローさんの許可を得て数個持ち帰り、渋抜きに挑戦してみた。まずは柿の実のヘタを取ってそこに焼酎を垂らし、それから数日密閉してほっておくと甘くなる、と。本当だろうか?これはやはり農家のゲンゴベーさんに教わったことで、試すのは今回が初。地域密着型サーフショップの真骨頂🤣‼️
いかにもシブそうな柿。
焼酎を用意する。
密閉して数日寝かす。
秋の和田浦ライフ満喫です。スーパーに行けば甘い柿たくさんあるけど、あはは。
ソルティクルーの木戸君が来店する。秋を楽しんでいるところへ、もう来年夏のアイテムの紹介だとか。円安で輸入商品も値上がりが止まらない様子。困ったものですなー。木戸君は昔、Opブランドにいた営業マンで、Opはトムカレンを擁し日本には久我孝男がライダーでいて、バカスカ夢のように売れた時代を経験している。古き良き時代だったことを2人で懐かしんだ。Opからビラボンそこからリップカールの佐々木は元気だろうか?悠々自適な年金生活か?ああいう時代はもう来ないだろうね?大手アパレルメーカーも会社売却が続きだいぶ変化がありそうな気配。部門ごとに切り売りしたり、ゴルフアパレルに力を入れてみたり、いろいろ大変らしいです。良くは知らんけど。
来季ソルティクルー一部商品です。
午後には館山まで用事があったと、川井さんが立ち寄ってくれた。「来年はサーフィン始めてから60年の節目の年だから、なんかイベントやりたい。60歳以上のサーファー集めたコンテストとかどうかな?」突然の問いかけに返事に窮した。60過ぎてコンペ系のシャキシャキやるオヤジ集めても華が無いですやん、、、それに、あの30周年記念マリブイベントでの苦い思い出が甦る。台風波を待ってやるイベントで、開催までには3年がかかった。あれからもう30年が経つんだなぁ。川井さんはちょいと耳が遠くなったみたいだけれど、まだまだお元気!いつまでもその調子で🤙‼️
9月の波に乗る川井さん。同世代の逝去が続き寂しそうだった。
3年越しのマリブイベントは程良い台風スウェルに恵まれて終了。私がイベント発案者、つまり言い出しっぺで、産みの苦しみもあったけど、今となっては良い思い出です。
1996年 kawai 30th.invitation at malibu point.