去年の今頃だったろうか?
JUNを連れ立ってイワキに向かった。
波は3~4ftでpump upしていて海の中は空いていた。
JUNは喜び勇んで海に入りローカル達と波を分かち合った。
一足先に海から上がり見学に回ると、
堤防には多くのサーファーがいて、
JUNの得意とするエアーリバースやカラップフリップの空中技に
やんやの歓声を上げていた。
プロサーファーらしい、しっかり仕事をこなした時だった。
みんなの心に火を着けるのは、
ましてやそこは被災地、
「リップアクションとかチューブとかカットバックとかよりも、
派手なエアーアクションに限るな!」
その時、そう確信した。
写真は今秋、仙台新港で特大のエアーをかますJUN。
この時もパーキングは歓声に包まれた。
ジャッジの点数のためにサーフする、
ビーチで見ている観客のためにサーフする、
自身のためのみにサーフする、
いろんなサーフィンがある。
もし、誰かの心を熱くするようなサーフィンができたら・・・
どんなに素晴らしいことだろうか。
photo by seiki sasaki Thanks!