renewal NALU magazine.

国内のサーフィンを大きく俗化させたのは、
「波情報サービスと雑誌NALUだ」
そう思っていた時期があった。
ひと時のバブルに浮かれ、
みんな海から離れ、
「まだサーフィンなんて・・・・
金儲けしたほうがいいぜ!」
多くの人にそう言われた。
そんな時期は長く続くはずも無く、
「まだサーフィンなんて」
と言ってた奴らが海に戻り始めた。
「岡田く~ん!久しぶりぃ、やっぱサーフィンだよね・・・・・」
みたいな・・・・・
金儲け、女遊び等々、
そんなことに熱中した奴らが
いきなりショートボードに乗れるはずも無く、
そんな時に登場したのが雑誌「NALU」
ゆったりのんびりロングです~~~~!って。
多少、時期が前後するやもしれないけど、
時代のノリ的にはそんな背景があったんじゃないか?
だからおれは、
バブルのあの酔狂とNALUがリンクしてしまって、良い印象を得たことはなかった。
もちろん海外のロングムーブメントがあったことも事実。
でも、
国内のロングボード事情って一部の人を除いて「寒いな」そう思っていた。
あ、
そんな古いことはどうでもいい。
過ぎたこと。
その雑誌「NALU」
このたびリニューアルして登場となった。
ロング・ショート等の垣根を取っ払って、
「波に乗ることがサーフィン!
波に乗る人がサーファー!」
その基本に立ち返って再出発なのだそうだ。
編集の全責任を負うのがテラウチカンタロー。
カンタローも気がつきゃ40を超えたと言う。
SW~SC~SURF1と続く
いわゆる日本のコアなサーフメディアの端っこで頑張ってた奴。
外面が良くお調子者ではあるけれど、
それなりの苦労も経験しているし、
酸いも甘いも心得た奴。
私のことを
「師匠、師匠」と呼ぶけど、
日本にその師匠と呼ぶ人が30人はいるそうだ。
ね?
だいたいの人柄が想像できるでしょう?
そんな奴が編集の指揮をとった記念すべき初刊。
これからどうやっていくのか?
お手並み拝見といきたいし、
応援できるところは応援したいと思う。
活字離れ、紙媒体の衰退、
そういう時代にあって、
サーフィン専門誌がどうあるべきなのか?
今後の活躍をおおいに期待したい。
時代のせいにしちゃだめだし、
おっさん達の旧態然とした思考にひれ伏したらだめだぞ。
古きを知り新しいものを創造していかなきゃだめだぞ。
あ、日曜日。
天気も良く波もあります。
純粋に楽しんでください。
「波に乗ることがサーフィンで波に乗る人がサーファー」
なんか良い言葉です。
ENJOY YOUR SUNDAY~~~~~~!

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