分厚いブランクスから削りだし、
最後まで仕上げていくのがhand shape。
コンピュータの無い時代、
こういう作業が当たり前で、
最後までこの作業を忠実に行える人をshaperと呼んだ。
今はshape machine全盛の時代、
shaperというよりも
サーフボードデザイナーという呼称のほうが適切かもしれない。
暗がりで行う緻密な作業が苦手な私、
そのあたりのことは良く判らないけれど・・・・
千倉在住で40年近いshape歴がある関さん。
彼から貰ったお年玉年賀ハガキ、
なんと1等、10万円が当選した。
そのまんま黙りこんでいたのでは申し訳ないから、
ボードをオーダーすることにした。
負の先送り、
喜びは共に分かち合うということです。
shapeには魂が宿る、
というような高尚な発言をされる方がいる。
自分の波乗りの技量じゃ理解しがたいが、
寸分の狂いなく削りだされたmachine shapeには感じ得ない、
特別なfeelingのあるボードを削る人って、
確かに存在するような気がする。
波の良い夕暮れや、
人里離れた旅先で、
それに近い感覚を得たことが数回ある。
こんなおれが言うのもナンだけど、
サーフィンってロマンチックなものなんだよね・・・・
昨今、
そういう感情はどんどん片隅に追いやられて、
とてもそんなことを感じ得る状況じゃないけれど。
あぁ、またどこか旅に出なきゃなぁ・・・
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