時代は変る・・・・・

OZで開催されているのは、
Toyota Pro (Men’s WSL 6000) and the Taggart Women’s Pro (Women’s WSL 6000)
過去に言うWQS 6starイベント。
クオリファイを目指す選手には重要な1戦。
熱い戦いです。
技の難度とか、
難しいことは審査員に任せるとして、
例えばこのヒート。
キャプチャ
4人の選手が乗った波の数・・・・
25分ヒートで30本以上の波に乗っている。
画面では誰かが常に波を捕まえている、
そんな感じ。
元気だし勢いあるし若さは素晴らしい!ことを実感。
チャンピオンズリーグのコンテスト、
たとえばbellsとかJ-bayとか、
ひたすら波を待つ、
良い波を待つ。
そういうゲームに慣れてしまっている目に、
こういう試合は新鮮に映る。
ま、
そこがステージの違いではあるのだけれど・・・・・
日本選手も多くが参戦。
頑張ってクオリファイしてもらいたいです。
で、
このコンテスト、
メインスポンサーがTOYOTA。
CMにはMRとレインビーチリーが出ているのです。
オリンピック種目として
サーフィンが正式に決定したら、
いつか日本もこんな日が来るのでしょうか?
大企業がスポンサーについて賞金総額倍増。
カノアイガラシ君が雑誌のインタビューで語ってたこと。
「クオリファイの間はプロサーファーじゃないんです。
だってたいして稼げないでしょ?
そこからチャンピオンリーグに上がって、
そこで初めてプロサーファーなんです。
だから自分のプロサーファーのキャリアは
今年からスタートするんです」
素晴らしいプロ意識・・・・・

あ、オリンピック。
近隣の市町村では
すでに招致合戦が過熱。
「サーフィンをおらが町で!」
みたいなノリ・・・・
比べて、ここ南房総市はノンビリモード・・・・
自分がSHOPをスタートさせた頃、
この町はサーファーのラフな振る舞いに頭を抱え、
「サーフィン禁止条例」
なんてことが町議会で真剣に審議されていた。
四面楚歌、孤立無援・・・・
そんな時代。
町長さんも議員さんもみんな死んじゃったから
今更何言っても仕方ないけど。
そのサーフィンが今やオリンピック種目に・・・・・
時代は変る、ってことなんだね。
ちなみに個人的な意見だけど、
40年前のラフなサーファー像、
そして今、
オリンピック種目になりそうな勢いのサーフィン。
おれが好きなサーフィンは、
そのどちらにも属さない、
その中間あたりをフワフワと浮遊している、
そういうものなんです。
あなたの心の中にあるサーフィンを大切に!