曖昧な記憶・・・

Quater surfboardsの両翼、
クロちゃん(黒木 保)とノスケ(高瀬幸之助)君の来訪を得た。
「和田のヘンな波に合うサーフボード」
が今回のミーティングのテーマ。
ヘンな波を分かち合った後、
ランチタイムと洒落込んだ。
いつものことながら話はとんでもない方向に・・・
「オリンピックに決まったら大きなスポンサーとか付いてさ、
プロサーフィンの賞金も上がるといいね?」
「だってさ、1977年のコンテストだって賞金100万円だったでしょ?
今のほうが安いもんね・・・・」
「あ~、カカイヤスノリ(敬省略)が優勝したやつね?」
「そうそう!飯尾さんもファイナル残ってた!」
「ん?飯尾さんはいないべ?」
「いや、いたよ!」
「得意満面の上杉、天を仰ぐ飯尾進ってキャプションにあったじゃない?!」
「いないってばぁ。飯尾さんはいないよ」
「じゃ、ボード一本賭けるぅ?
オレ、勝ったらタダで作ってくれる?」
「いいよ!飯尾さん、いるわけねぇじゃん・・・・・」
話は1977年にまで脱線して、
飯尾さんに直接電話・・・・・
「飯尾さんさぁ、1977年の七里ヶ浜の大会、ファイナルいましたよね?」
「あぁ、懐かしいなぁ。いたよ!」
「天を仰いでましたよね?」
「うん、そうそう・・・・」
「OKです。じゃ、また!」
「ほらぁ~、いたじゃん!
本人、天を仰いでた、って覚えてたし。
じゃ、ボード1本、よろしくね!」
ってことで、
難なくボード1本GETに成功。
で、
事実確認をすべく、
古いsurfing world誌を読み返すと、
確かに飯尾さんはFINALISTではあったけれど、
でも、
天を仰いでいたのは優勝したカカイヤスノリだったという顛末・・・
人の記憶って結構、曖昧。
ま、40年も前のことだからね・・・・
仕方ないっちゃ仕方ないな。
昔は雑誌、写真のキャプションまで一語一句暗記したものだったけど、
今は情報が溢れていて、
とてもじゃないけどそんなこと不可能・・・
どっちが良い時代といえるんだろうね?

七里ヶ浜、40年前は砂浜広かったんだなぁ・・・・・
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飯尾進
元プロサーファー、shaper、
NSA理事長を歴任。
現在もNSAの発展に寄与する。
大きな組織の長ともなれば、
そりゃぁいろいろ風当たりも強い。
いろいろ言われもするだろうけれど、
おれはかなり好きな人のひとりです。
次回、チビタさんと一緒にメジナ釣り教えてあげます!あはは・・・・・・
*チビタさん 2位で賞金30万円GETした小林正明さん。
また一緒にBALI行ってさぁ、遊びたいなぁ。

 

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