rash maxim zero……..

そういえばshopを始めた頃、
faxがようやく世に存在し始めた時だった。
まだまだfaxは手の届かない夢の道具だった。
友人からオーダーを取ると、
そのまんま先方(wet会社)に電話して
全てを口頭で伝えたのだった。
開店以来、
RASHしか取り扱っていなかった。
当時、
RASHには高谷さんという高貴な経理のおばちゃんがいて、
ちょくちょくオーダーを受けてくれた。
全てこちらのオーダーを書き取った後、
「では、返させていただきます。」
といってオーダーの再確認をするという・・・
今の時代からすると、
なんとも面倒なことをしていた。
「高谷さん、お元気ですか?
体の不調はありませんか?」
「えぇ、おかげさまで・・・
南房総はお花がきれいな頃でしょうね?」
そんな会話も楽しみだった。
営業担当はイソダエイイチという若造で
いつもセキノブラ(mitsunobu&satoshi)とつるんでいたので
ほとんど電話に出ることはなかった。
RASHが最もRASHらしかった時代、
なんて書くと御幣があるからやめといたほうがいいかも・・・・
今もRASHは威風堂々、鎌倉の老舗ブランドにかわりない。
写真のkey holder、
そのイソダエイイチ君から誕生日祝いに貰ったもの。
もう30数年前のこと。
現在、そのエイイチ君は、
ZERO wetsuitsの営業として頑張っていて、
当時、エイイチ君の上司だったヤコ君は
maxim wetsuitsの代表として
相棒の相馬君とともに活躍している。
今じゃみんな立派になったけど、
こいつら全員、
前述、経理の高谷さんから給料の前借りとか平気でしてたはず・・・・・
俺ら、商売じゃライバルだけど、
古き良き友人なんだぜ!
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