早朝5時前、
クラブハウス、
12歳の小僧は、
明日からの期末試験に備えて黙々と予習勉強・・・・・
「学習」という基本行為が理解できていないみたい。
仕方がないからしばし家庭教師役。
1時間かけて、
ようやく1から10までの数字が英語表記できるようになった。
2はtooじゃなくてtwo,
4はfowaじゃなくてfour!
8は・・・・・ったくよぉ!
サーフィンも大事だけど勉強も大事。
昨今、
世の中のお父さんお母さんの
「息子よ、娘よ、目指せプロサーファー!」
のムーブメントに逆行して書けば、
勉強はもっと大事。
「基本はボトムターンなのよ!そこを習得しなきゃ!」
って言うけれど、
「もっと基本的なことが勉学ですから!」
と返したい気持ち、
おれには強くある。
他人のご子息に対してなら、なおさらだ。
試験の予習学習する中学1年生、
その後ろの壁にカノアイガラシのポスター。
単なる偶然ではあるけれど、
なんか意味深な写真・・・・
多くの親御さんたちがそこを目指しているんだね。
そこまで到達できればプロアスリートとして認められるし、
契約金、賞金等、稼ぎだって悪くない。
それはカノア自身がインタビューで明言している。
「クオリファイの途中ではプロサーファーとは言えないのです。
稼ぎだって良くないし・・・
クオリファイしてワールドチャンピオンツアーに入って、
そこではじめてプロサーファーのキャリアがスタートするのです。」
ワールドツアー回るには英語勉強しなきゃ!ね!?
どっちも頑張れ!ってことでまとめます。
ちなみに着ているTシャツも前後ろ逆だぞ~~~!
付録
文武両道を旨とする本家NSSA出身のカノアに対して、
全く違ったアプローチで世界デビューを果たしたWA出身のjack robinson。
taj引退の現在、
おそらくはbillabong社が一番に押してくるだろう逸材。
デビューまでの詳しいいきさつは割愛するけれど、
お父さんは
「うちの息子にサーフィン以外のキャリアはなんら必要ない!」
と明言していた。
ここまでやれちゃえばね、
確かに、
他には何もいらないかもしれません。