surfing world誌

部屋の片づけしていて見つけた原稿用紙。
もう黄ばんじゃってる・・・
セピア色って書くと
なんとなく哀愁あるけど、
単なる黄ばみです、あはは・・・

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懐かしいなぁ・・・
PC全盛の時代、
もうね、
こういう紙は必要ないですからね・・・・・
パカパカ打ち込んで
メールにて送信!でOK!!!
当時は
こいつに鉛筆で書きなぐって
誤字脱字だらけでも
編集部のカンタローが直してくれるから
かまわずFAXで送りつけていたな。
月一回のアルバイトとしては
まぁまぁ良い原稿料貰っていました。
サーフィン雑誌は勢いあったし
発行部数も多かったし
広告収入もあったし
良い時代でした。
なんせPCなんてないから、
最新情報はサーフィン専門誌
あるいは近くのサーフショップでのみ入手可、
そんな時代でしたから。
なので情報操作も容易く出来た時代でもありました。
読者には伝えたい情報のみを流す。
時には
事実をオブラートに包んだ情報も流す。
なので、
読者を
ある特定なブランドへと誘導、購入をさせる、
そういう役割も専門誌はこなしていたのであります。
業界において専門誌の力は絶大!
そんな時代でした。
これが良いかどうかは個人の見解の自由としておきます。
いまや世界の最新情報は素早く流れ、
その情報量たるや膨大で、
でもPCひとつあれば
一般のサーファーも簡単に入手できる、
そんな時代。
最新のエクイップメントの情報から
見果てぬ旅先の情報まで
なんでも入手できる時代です。
サーフィン専門誌なんて必要ない。
プロショップなんて要らない。
そんな時代・・・
便利になったけれど、
なんか大事なものをあの時代に忘れてきちゃったな・・・・
黄ばんだ原稿用紙眺めながら
そんなことを想うのでした。
昨今、
多くの雑誌が復刊しているけれど、
おれが思う大事なものは、
全く含まれてはいないです。
たぶんそれは、
あの時代にしかなかったものだと思うのです・・・