昨日、
surfingworld誌の原稿用紙のこと書いた。
そしたら、
急に昔の雑誌が懐かしくなって、
しばし読み返しました。
そんなことしている暇はないけど、
一応、秋の夜長・・・・
自分が書いた中で
一番熱かったTRIP記事、
おそらくそれは
1993年のNIASだろうなぁ・・・・
今読み返すと
顔から火が出るくらい、
熱すぎて、恥ずかしい。あはは・・・・・
ま、そんな若かりし頃もあったのだと、
そういうことにしておきます。
当時、
秘境だったNIASも
今じゃボートトリップで回れるポイントのひとつ。
豪華客船で苦も無く行けるDESTINATIONになりました。
便利になりました。
お金さえあればそこそこ良い波にありつける時代です。
サーフガイド、ボートトリップ・・・
バリあたりで顔の利くガイド雇えば
混雑の中から波を譲ってもらえます。
波に乗り遅れそうになればケツだって押してもらえます。
豪華客船で
誰もいないポイントに運んでもらうこともできます。
ね?
金次第!
便利な世の中でしょう?
「そんなんでやった気になってんじゃねぇぞ、ぼけ!」
心の中で呟いておきます・・・・
NIASに関して言えば
「おれが行った時はスマックエアラインも無くて
トバ湖のほとりをバスに揺られ
そこからオンボロのフェリーボートで
ニワトリやブタ多くの家畜たちと一緒に、
ニアス島へ渡ったんだよ!」
先人のそういう経験を聞くと、
スマックエアラインで渡った自分は
「負けた・・・・・」と、
そんな思いにとらわれたのでした。
今じゃあの悪名高きスマックエアライン(プロペラ機)も無く
ライオンエアだったかな?
大型の飛行機で行くことができます。
道路も舗装されてずいぶんと時間も短縮されました。
房総半島、
ここに波乗りに来る人とかも同じかもしれないです。
「コンビニも無いから産業道路(16号)沿いで駅弁買ってさぁ、
姉ヶ崎から曲がって鴨川有料のクネクネ道走ってさ・・・・」
みたいなね・・・
そう考えると日本のサーフィン環境も随分と変わりました・・・・
便利を否定してはなりません。
便利の恩恵は大きなものです。
けれど、
昨日も書いたけど、
便利さにかまけて
なにか大切なものを無くしちゃったのかもな、って・・・
そう思います。
1994、surfing world
カバーは宮崎出身の高津佐君です。
茅ケ崎でAXLE SURFというSHOPを経営しています。
FISHやQUAD BOARDSとか欲しい人にはお勧めのSHOPです!
専門知識はハンパないです、ぜひ!!!
NORTH SHOREチャージしてた頃の写真だね!?