雨の土曜日・・・・

後だしジャンケンのようでずるいけど、
今更こんな話持ち出しても仕方ないけど、
TOKYOにオリンピックが決まった時、
委員会の方々や、
オモテナシの方や、
元メダリスト、
その他大勢の方々の狂喜乱舞を、
何となくシラケて見てた自分がいた。
サーフィンがオリンピック種目に決まった時にも
さしたる感動も興奮も無かった。
「ふ~~~ん、そうなんだ・・・・」くらい・・・
似合わないスーツ姿で頑張る
業界内の友人達も多少いたので、
「良かったね!頑張ろうね!」
とは言っていたものの、
何となく自分にはどうでもよいことに思えた。
違和感のようなものがどこからくるものなのか?
よく解らないまま時が過ぎ、
そして迎えたこのコロナ騒動。
社会的弱者というのか悪者であろうと勘違いされている
一部の若者、パチンコ、夜の繁華街、サーフィン、
そういったものがマスコミの餌食にされ、
悪の象徴みたいな扱いで、
「あいつらがコロナを繁殖させる媒体となっている。
何を考えているのか?」
連日報道されて、
自分自身、困ったものだったから、
「自粛しましょうよね!」
的な態度はとってきたものの、
どこかしらに、ある違和感がぬぐい切れないままでいる。
サーフィンの国内最大連盟が発する声明も
完全に体制側そのものでちょっと怖い感じもするし・・・
胸に手を当ててみると、
当たり前のように自粛を叫び、
それに反するものは全て悪だ!
と決めつける人たちとは明らかに違う自分がいる。
海も閑散としている。
みんな自粛要請に従いSTAY HOME!
やっぱオリンピック種目になっただけあって
最近のサーファー諸君は素晴らしいな、と思う。
半面、
なにかどこかに怖さのようなものも感じる。
「自粛?そんなもん関係ないよ!」
そんなことはちっとも思ってないし、
各自、できる範囲でコロナの収束に向けた行動はとるべきだと
真剣にそう思う。
他人に迷惑をかける行為は絶対にするべきじゃない。
けど、
みんなで頑張って自粛しましょう!の号令の下、
全員で頑張っちゃう感じがなんとなく怖い・・・・・
何処に向かって行こうとしているのか・・・
自粛の先に待っているものは何なのか?
自粛を促す側がこういう無責任な発言もどうかと自省するけど、
みんなに自粛疲れがあるように、
自分にだって自粛要請疲れがあるのです!って話。

今時は夜が白むのが4時くらいかな?
ひとりで車飛ばして(法定速度内でね)来て、
迷惑かからない場所に駐車して、
サクッとやってスッと帰宅する。
そういうサーファーがいたほうが逆に健全なんじゃないかと・・・・
上はおれの意見じゃなくて架空、あくまで架空の話・・・です。

「どうする?」
「今は我慢したほうがいいんじゃね?」
「そうだよね!そうしようよね」
いつもの仲良し集団の会話・・・・
いつも集団、
一人じゃ何もできない。
そういう体質こそ密の要因なのです。
はて?
自分たちが若かりし1970年代、
このコロナ騒動が起こったと仮定して、
今のように自粛が守られたかを考えた場合、
大きな?マークが付くのだがどうだろう?
ことサーフィンに関して
今のように品行方正にはいかなかったんじゃないかと・・・・・
もはやサーフィンはレジャーに成り下がり、
立派なオリンピック種目にも登りつめた。
コロナ騒動で自分が感じる怖さとは、
ひょっとすると、
本来サーファーが持つべきPASSION,
つまり熱量が大きく低下していることに由来する
ある種の悲しさなのかもしれない・・・・

物言えば唇寒しコロナの禍・・・・・

*コロナ禍
コロナナベでもコロナウズでもなく、コロナカ!と読みます。あはは。