月曜の夜は突然の東京だった。
しかも東京、ど真ん中、
midtown tokyo billboard Liveにてeric andersenのlive鑑賞。
このヒトのコンサートには1976年と1978年に出かけた。
長いことご無沙汰で、
ericもそしてオレも「ずいぶんと老けこんじゃったな・・・・」
というのが正直な印象。
当時、ericは「愛と放浪の吟遊詩人」なんて肩書きの着く好青年だった。
まもなく70歳になるという。
今も曲を書き続けている。
けれど、
この手のコンサートはどうしてもノスタルジックな雰囲気になりがちで、
観客の多くが昔の曲に拍手を送り、
誰も現在進行形の彼のメッセージに耳を傾けようとしない。
はなから「地球規模のドサ回り」を自認して来日する多くの有名アーティストと違い、
ericのスタンスは昔と同じに真摯で真面目で、なにか好感が持てた。
ウケを狙うなら昔の名曲オンパレードで良かったのに、
あえてそこを狙わないあたりはサスガだったし、
現在の彼の曲に耳を傾けずコンサートに足を運んだ自分が少々情けなかった。
コンサートに招待してくれた
井沢、ジョージケックル、両大兄に感謝を申し上げます。