before the deluge

03-11
そして東京公演2日目の03-12にも
この曲がコンサートの締めくくりに歌われた。
「No Nukes。フクシマ、そしてそれ以外の日本全体の問題でもあると思う。
アメリカでもどんどん原発をクローズしている状況だけど、日本と同じような問題が生じている。
アメリカでは政府と電力会社の癒着のいろいろな証拠が出てきて、裁判になって秘密が暴かれようとしている。
政府は原発が危ないという、本当の真実を隠している。
それがもうすぐ明らかになるかもしれない。
とにかくNO NUKESなんだ。
僕の願いはEarth to be safe。地球が安全な場所、安心できる場所になってほしいということだ。そう願っている。
日本でも、アメリカでも、それ以外の国でも、そこで戦っている人たちに捧げます」

BEFORE THE DELUGE
Some of them were dreamers
And some of them were fools
Who were making plans and thinking of the future
With the energy of the innocent
They were gathering the tools
They would need to make their journey back to nature
While the sand slipped through the opening
And their hands reached for the golden ring
With their hearts they turned to each other’s heart for refuge
In the troubled years that came before the deluge

Some of them knew pleasure
And some of them knew pain
And for some of them it was only the moment that mattered
And on the brave and crazy wings of youth
They went flying around in the rain
And their feathers, once so fine, grew torn and tattered
And in the end they traded their tired wings
For the resignation that living brings
And exchanged love’s bright and fragile glow
For the glitter and the rouge
And in a moment they were swept before the deluge

Now let the music keep our spirits high
And let the buildings keep our children dry
Let creation reveal its secrets by and by
By and by–
When the light that’s lost within us reaches the sky

Some of them were angry
At the way the earth was abused
By the men who learned how to forge her beauty into power
And they struggled to protect her from them
Only to be confused
By the magnitude of the fury in the final hour
And when the sand was gone and the time arrived
In the naked dawn only a few survived
And in attempts to understand a thing so simple and so huge
Believed that they were meant to live after the deluge

Now let the music keep our spirits high
And let the buildings keep our children dry
Let creation reveal its secrets by and by
By and by–
When the light that’s lost within us reaches the sky

夢を追い求める人々
無邪気な人々
未来のことばかり考えて
計画を練っているのだ
無垢のエネルギーを含め
彼らは道具を集めていた
自然に戻る旅を始めるために
彼らには必要だったんだろう
隙間から砂がこぼれ落ちる間に
金の指輪を求めて彼らの手が伸びる
心とともに
彼らはお互いの意志を隠れ家を作るために向ける
大洪水が到来する前の
この苦難の歳月に

喜びを知っている人々
苦痛を知っている人々
現在のこの瞬間だけを刹那的に生きる人々
血気に任せて勇敢で狂気じみた翼に乗り
彼らは雨の中を飛び立った
かつて美しかった羽は引き裂かれずたずたに
結局くたびれた翼は
平穏な人生への服従のために取引され
愛の輝きとほのかなぬくもりに交換されてしまった
きらめきとルージュのために
大洪水を前にしてたちまち人心は押し流された

さぁ、音楽で我々の気持ちをハイ(高揚)にしよう
建物の中で子供たちを濡らさないように守ろう
天地創造の秘密を明らかにして行こう、少しずつ、少しずつ
我々の心の中で失われた光が空に届くその時に

権力で美しさを偽造できることを学んだ者たちによって
地球が残酷な扱いを受けていることに怒りを覚えた人々
彼らがこの地球を守ろうと奮闘しても
混乱を招くだけ
最後に審判が下されるときの地球の猛烈なマグニチュードにより
砂がさらわれ覚悟の時が到来し
丸裸にされた夜明けの中では僅かな人々しか生き残っていない
彼らがこんなに単純で壮大な出来事だったのだと理解しようと思案する中で
彼らは生き続けなければならないことを悟るだろう
この大洪水の後で

Now let the music keep our spirits high
この一節は30年前のあの時となんら変わりなく胸に突き刺さる・・・・・

今夜、東京最終公演。
どうでもいいけど、
東急デパートの地下駐車場に車置くのが
オーチャードホールに行くには便利。
けれど、
駐車場は10時半に閉まっちゃうから気をつけて!
コンサートは午後10時までびっしりやるから、
余韻に浸ったりしていると、
道玄坂で宿無し浮浪者として一夜を過ごさなきゃならんよ・・・・・・
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ふぅ・・・・

strong wind

一昨日から吹き出した西の強風、
昨日、そして今日、3日間吹きっぱなし・・・
風速15m超えてるんじゃないか?
くらいの素晴らしい吹きっぷり。
波乗りどころの騒ぎじゃありません。
こんなコンディションでテンション上がりまくってるのは
サガワのトモチンくらい。
奴は常人と全く違った場所にテンションありますから!
ムリはしないでほしいと思います。

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強烈な大西です。

さて、
強い風といえば、この曲。
ian&sylviaのfour strong wind.
後にgreat speckled birdを結成したデュオ。
あのエイモス ギャレットさんも在籍した伝説のBANDです。
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? ? ?だと思うのですが、
それで良いのです。
ここまで掘り下げたアメリカンミュージック、
(実はカナダ出身のデュオなんすけど、NYもthe bandもカナダです)
相づち打てるのはジョージケックル&井澤聡朗コンビ、
後は仙台のダーティハリュー針生君くらいしかいませんから・・・
知らなくとも心配御無用です。
こんなの聞いてるほうが変態ともいえます。
でも曲のほうは
brothers fourやneil youngも歌ってるのでご存知の方も多いかと思います。
NYはアルバム「comes a time」の中で歌ってます。
「Four Strong Winds」は出稼ぎの農夫(季節雇いの労働者)を歌ったものです。
四つの強い風は季節毎に吹く東西南北からの風という意味で、
四季の移り変わりとその厳しさを、
また、波高い七つの海と共に、永遠に変わらぬ自然の大きさを象徴しています。
そして、そこで働き、恋に落ちながら、
移動しなければならない人間である自分は本当にちっぽけな存在で、
それでも、これからの人生で、愛する人との再会とささやかな幸せを探す、
そんな希望を抱いて生きて行くという・・・
そんな歌。

今年もいろいろなことがあった一年でした。
健さんも文太さんも召されました。
遠い憧れ、羨望の存在です。
でも男なら、
地域内に一人や二人、
そういう憧れに近い先輩がいたでしょう?
腕っぷしが強くて、
格好良くて、
酒、タバコから始まって、
キャバレーのおねぇちゃんのくどきかたから、
パチンコ、麻雀、ゴルフ、
ほとんどの遊びを教えてもらった身近なヒーロー・・・・
「男はしっかり仕事して稼いで、後は遊んでいればいいんだ。
その他の雑多なことは女房がやる!」
女房の選び方まで指南されました。
眉をひそめる女性陣も多いかと思いますが、
「昭和バンザイ!」声を大にして叫びたいです。
そんなこんなのいろんなことでお世話になった、
憧れの大先輩の通夜が明日・・・・・・
心よりご冥福をお祈りします。
この曲も、そして吹き続く強風も
ことのほか身に沁みます。


孤独に吹く四つの強い風、
高く走る七つの海、
変わることないすべての事象、やってくるものさ。
僕たちの良い季節は過ぎ去ってしまって、
僕は移動しなければならない。
もしまたこんな風に戻れたなら、僕は君を捜そう。

僕はアルバータに出て行くと思う、
天気に恵まれた秋には。
僕は仕事を探しに行ける何人かの友達ができた、
僕は君の気持ちが変わらないことを願っているよ
もし僕が君にもう一度尋ねたら、
でも僕たちはそんなこと百回以上も考えていたね。

孤独に吹く四つの強い風、
高く走る七つの海、
変わることないすべての事象、やってくるものさ。
僕たちの良い季節は過ぎ去ってしまって、
僕は移動しなければならない。
もしまたこんな風に戻れたなら、僕は君を捜そう。

もし雪が飛ぶ前にそこに着いて、
もし良さそうだったら、
君は会ってくれるかい、旅費を君に送るから。
でもその頃は冬になるだろう
君がやることはそんなに無いし
そしてその風は確かに冷たく吹きすさぶだけだよね。

孤独に吹く四つの強い風、
高く走る七つの海、
変わることないすべての事象、やってくるものさ。
僕たちの良い季節は過ぎ去ってしまって、
僕は移動しなければならない。
もしまたこんな風に戻れたなら、僕は君を捜そう。

もしまたやり直せたなら、僕は君を捜そう。

Peace!

和田中学校に通っていた頃、数人の仲間内で密かに流行っていたのがChicagoだった。
南房総の中坊が、アメリカの以下のような状況まで察していたのかどうか、定かではなかったけれど、「ベトナム・反戦・平和・PEACE」そんなキーワードがあったことはかすかに覚えている。
Someday (August 29 1968)”「流血の日」
当時のジョンソン大統領はベトナム戦争推進派で、民主党予備選ニューハンプシャーでベトナム反戦派マッカーシー候補に敗れ撤退、その後ロバート・ケネディ候補が反戦派として支持を集めるも暗殺され、結局推進派の副大統領が有力候補になると、反戦団体や黒人人権運動家らが次の民主党大会開催地シカゴに集結。反戦デモと警察隊が衝突し、流血の惨事となります。その現場を歌った歌です。リアルタイムで曲を作り、レコーディングそして発表という恐るべき新人グループでした。

そのchicagoをcsn&yのchicagoという曲と混同させた奴がいて、「なんじゃ、これ?」的な興味が湧き上がり、一気にCSN&Yの世界が広がっていったのだった。中学2年の、ちょうど今頃、夏空を眺めながら、遠いアメリカを想像していたのだったかなぁ・・・・

やっぱ、平和がいいやね!
じゃ、
おまけ・・・・・・