いつの間にかサーフィンは、
ファンでポップでユル～くてイージーな、
そんな形容が似合うようになって久しい・・・・
趣味で娯楽で余暇でヨカ、ヨカ！という感じ。
それぞれがそれぞれの心の中に己の頂を定めて、
生涯を賭け一心不乱にそこを目指す、
そんなソウルフルなサーフィン、心意気が美徳とされた時代ははるか昔・・・・
それでも世の中の全ての事柄を計るのに、
基本的なしっかりした定規を持っていないと、
何もかも完全にデタラメになっちゃうんじゃない？
時代と共に全てのものが変化していくのだけれど、
それはあくまで表面的な事象であって、
その根底にあるものはおそらく普遍なんだろうな。
あえて、時代が眉をひそめるような表紙・・・・・・
あの日から３年が経過、
友人達に慰霊と鎮魂のため、花を送りました。
友人いわく、
「数本は国分町のチャンネ～に持って行こうかなぁ・・・・・」
そのくらいの冗談が言えるようになれば大丈夫です。
eaglesのhotel californiaの熱狂もようやく醒めた頃だったかな。
キャンパスには明るく健康的なCALIF嗜好の若者がいっぱいで、
サーファーは時代のトレンドだったかもしれない。
このクラブ、ぎりぎりあの1970年代の中に産み落とされたことに大きな価値がある。
自分はそう考えている。
親のすねかじって大学時代を謳歌する能天気野郎達にサーフィンは格好の遊びだった。
体制に向かって投石する時代はとうの昔に終わりを告げていた。
そんな頃の遊び仲間たちが30数年ぶりに集った。
OB会
同窓会・・・・
基本、そういうのはあまり好きじゃない。
良い思い出は思い出として箱の中に閉じ込めておいたほうがいいし、
過去なんか振り返る前に、やらなきゃならないことが山ほどあるし。
なんて強がりを良いながらも、旧友は良いもので、
会えばやっぱり昔話に花が咲いた。
自分の源泉はある意味、そこにあったのかもしれない。
嫌なことがあっても
一晩寝れば
「明日はきっと良いことがあるぞ！」
1970年代はそんな日々だった。
そんな風に感じていたのはおれと周りの能天気な友人だけだったかもしれないけど・・・・・
