月別アーカイブ: 2015年4月
立ち上がり・・・
業界用語。
季節の変わり目、
消費者が次のシーズンに備えて商品を購入、
季節始まりのビジネス状況を指す言葉。
「ようやく立ち上がってきましたね」
「悪天候のせいか、いまいち立ち上がりが遅いですね」
と、そんな感じで使われる。
20年、30年前、
冬から春へ季節が変わる様はもっと鮮明で、
解き放たれた開放感のようなものが今より強く感じられた。
ここ数年、
天候も不順で、
世相も良い方向へ流れている気配も無く、
ただだらだらと時が流れているように感じるのは、
おれが年老いたせいだろうか?
なんてクヨクヨしていても何も始まらないから、
頑張って立ち上がるしかない!
こんな感じで・・・・・・
それでもSHOP内にはかすかな立ち上がり感はある・・・
春を待つカスタムオーダーウエットスーツ。
counter culture
春、桜は満開でsurfers mega catalogも届いた。
サーフィン総合カタログ・・・
大手海外資本のブランドが徐々にその勢力を拡大している感がアリアリ・・・
そしてそれを束ねて一気に販売する量販店。
仕方ないよね。
資本力のあるところにはかなわない。
これ資本主義社会の基本の基本。
独自の程好いtasteを放つブランドやそれに携わる人々、
年々、こういう表舞台から身を潜めてしまっている。
広告宣伝費の欠如もあるのだろうけれど・・・
それぞれ独自のスタンスで頑張っている。
そういうマイナーブランド(失礼!)こそ、
こういう雑誌カタログで一気に見てみたいのだけれど、
なかなか思うにまかせない。
全国マイナーブランド全員集合カタログとかないかな?
紙質落としてモノクロでもいい。
強靭なポリシーはしっかり反映されるから・・・・
流行を追いかけて、
どこも似たり寄ったりのプロダクツを見てもね、
あまり興味は沸かない。
というのが正直な感想。
せっかくのブランドイメージが流行を追いかけるあまり
その迷走ぶりが残念なブランドも見かける。
counter cultureをその源流に持つサーフィン。
日本の各地域でコツコツ頑張るブランドやそれを主宰する人。
どうしたってそっちに興味のベクトルは傾く。
おれは極度の天邪鬼だから・・・
これからのサーフシーズンを前に、
各自、胸に手を当ててよ~く考えたほうがいい。
年相応のツールを使用しているのか?
あなたが好むブランドはあなたのポリシーを反映するものであるのか?
流されるな!
ブランド総合カタログってのは、
そういうことを判断する上でこそ役立てるべきものだと思う。
おまけ
花見しながらカスタムオーダー受けるのもオツなものじゃて!
ガンバレ! surfshops all around japan!!!!