monday……

南房総は朝からどんより小雨・・・・
波も良くないからbells contestを観戦。
こちらもオンショアで良くないコンディション。
トップランカーが次々敗退、
波乱の中盤戦。
一番、感心したのがガブリエル君。
ヒート途中でボードを流したのだけれど、
それを取りに行く際の
body surfingの上手さ!
ハンパなく上手かったです。
世界チャンプはこういうスキルも含めて真のwater manなのだね。
キャプチャ

本戦は波も悪化したので今日はおしまい・・・・
で、
組まれたのがheritage heat.
バートンリンチとダミアンハードマンのマンマッチ。
自分よりひとまわり若い世代。
50歳ちょっとの年齢かな?
でもサーフィンは素晴らしいです。
現役時代を彷彿とさせるバックハンドが炸裂。
キャプチャ.PNG002
日本でもこういうのを真似ちゃう動きがあるけど、
ちょっとね、
なんか趣違うかな・・・・みたいな。
土曜にここに登場したオガマ君が言ってた。
「マスターズプロとかあるらしいけど、
もはやおれらのサーフィンは
賞金目当てにやるプロのレベルにはねぇんだよな・・・・
おれらがやってるのは「サーフィンらしきもの」
これはカカイセンセの名言。
覚えておいたほうがいいぞ。」って・・・・・
優れたshaperって、
物事を見る目、洞察力が深く卓越してるって思います。

おまけ
bellsのお隣、winkypopで特大のスプレーを上げるsimon anderson.
tri fin生みの親であり
1981年のbells winner!!!!!!
J’sにも一泊したことあるんだぜ~~~~~!
布団から足がはみ出してたけど・・・
KINちゃん、写真拝借しちゃいました。
KK52413
simon anderson photo by naoya kimoto.

じゃ、今週も適度に頑張りましょう!

カテゴリー: surf

OGM shaping bay

小川昌男教授のshaping bayを表敬訪問。
小川教授は高校の同級生。
単に同級生ということで、
小川君のサーフィンキャリアは
私の手の届くところにはありません。
まさにアンタッチャブルな存在。
でも同級生のよしみで話に乗ってくれる
素晴らしい人です。
川井幹雄門下生、
マメマスダ君、カカイヤスノリさん含め
「鴨川少年団」として
幼少の頃から将来を期待されるサーファーでした。
lightning bolt pro teamに在籍、
プロツアーでも活躍、
north shore G-land等のbig waveにもチャレンジ、
素晴らしいpro時代を経験したサーファーです。
日本のサーフシーンは
どうもこういう歴史的認識の薄いサーファーが多いです。
海外のサーフシーンは過去の歴史を大事にしていますし、
そういうところからリスペクトの精神も生まれると思うのですが、
わが国においては
サーフィン的知能指数の低いサーファーが多いですね。
困ったものだと思います。
技術はもちろん、
知的水準も少し上がればよいのにな、と思います。
小川教授のサーフボードは
千倉サザンコーストさん
鴨川ノンキーサーフ&スポーツさんで入手可能です。
あ、週末ですね。
良い波に乗ってください。
12670505_1026302320782057_3074327933332683512_n

カテゴリー: surf

西岡恭三 / 街の君 1972年

bells beachでいよいよripcurl proがスタート。
1973年から続く歴史あるコンテスト、
最初のBELLを鳴らしたWINNERは
あのMICHAEL PETERSONだった。
アマチュアコンテストとしては1962年にスタートしてるのだけれど・・・
PAST RIP CURL BELLS BEACH CHAMPIONS:
2015: Mick Fanning (AUS) 2014: Mick Fanning (AUS)
2013: Adriano de Souza (BRA)
2012: Mick Fanning (AUS)
2011: Joel Parkinson (AUS)
2010: Kelly Slater (USA)
2009: Joel Parkinson (AUS)
2008: Kelly Slater (USA)
2007: Taj Burrow (AUS)
2006: Kelly Slater (USA)
2005: Trent Munro (AUS)
2004: Joel Parkinson (AUS)
2003: Andy Irons (HAW)
2002: Andy Irons (HAW)
2001: Mick Fanning (AUS)
2000: Sunny Garcia (HAW)
1999: Shane Dorian (HAW)
1998: Mark Occhilupo (AUS)
1997: Matt Hoy (AUS)
1996: Sunny Garcia (HAW)
1995: Sunny Garcia (HAW)
1994: Kelly Slater (USA)
1993: Damien Hardman (AUS)
1992: Richie Collins (USA)
1991: Barton Lynch (AUS)
1990: Tom Curren (USA)
1989: Martin Potter (GBR)
1988: Damien Hardman (AUS)
1987: Nick Wood (AUS)
1986: Tom Carroll (AUS)
1985: Tom Curren (AUS)
1984: Cheyne Horan (AUS)
1983: Joe Engel (AUS)
1982: Mark Richards (AUS)
1981: Simon Anderson (AUS)
1980: Mark Richards (AUS)
1979: Mark Richards (AUS)
1978: Mark Richards (AUS)
1977: Simon Anderson (AUS)
1976: Jeff Hakman (HAW)
1975: Michael Peterson (AUS)
1974: Michael Peterson (AUS)
1973: Michael Peterson (AUS)

BELLS BEACHはビクトリア州にある。
その近くにあるのがトーキー(Torquay)という街。
ビクトリア州最大のSURF TOWNで
あのRIPCURL社が生まれた街としても有名・・・
以上のことは
長くサーフィンしていれば誰でも知っているはず、
最低限の知識。
ここから先は、
ちょいと掘り下げた専門知識となるので、
興味ない人は読まないほうが良いかも・・・
SSW.西岡恭三という人の歌に
「街の君」というのがある。
その中の歌詞に
「トーキー風の街なみ・・・」的なくだりがある。
てっきり、
「へぇ、大阪の歌うたいがトーキーの街を知っているのだなぁ」
と感心しきっていたのだが、
どうやらこの場合のトーキーというのは、
SURF TOWN Torquayのことではなくて、
トーキー(talkie)
映像と音声が同期した映画のこと。
talkie という語は talking picture から出たもので、
moving picture を movie と呼んだのにならったもの。
サイレント映画(無声映画)の対義語として「トーキー映画」と呼ばれることもある。
要は
初期の映画に出てくるような古ぼけた街並み・・・・
そんな意味合いだと知ったのは
だいぶ後になってからのことだった・・・・・

今年、BELLを高らかに鳴らすサーファーは誰なんだろうね?
たぶん今日からMENS R1がスタートします・・・・

興味ある人は聞いてみてください。

カテゴリー: surf