荒天の土曜日。
クローズアウト、
私より先に
堤防の先端で波チェックするカラス・・・・
(写真拡大して見てください!あはは)
コンデイション良くないので次の場所へ飛び立つカラス・・・・
カラス、
波情報サービスに加入すれば
こんな徒労しなくて済むのに・・・・・
気象予報、波情報ともに、
年々その予報精度を増し、
こういう日には無駄な動きはせずに済む時代。
便利になりました。
元来、サーフィンは、
現代においてもかなり稀な、
非生産的側面を持つ遊びで、
波を求めて動き回る時間、
いつ来るとも解らぬ波を待つ時間、
そういうところにこそ
波乗りの神髄があるのではないか?
私はまだそういうことを信じている、
おばかなサーファーの一人です。
だから定期的に波を作り出すプールとか、
あんまり興味はないのです。
私がサーフィンを始めた頃、
先輩サーファーの数人が
「先週、波が無くてさぁ、
勝浦から九十九里、銚子、
茨城、福島、
仙台まで行っちゃってさぁ・・・・・
新港でやっとコシの波にありついたよ~~~~」
そんな話を聞かされたことがありました。
今だったらね、
波情報見れば簡単に、
ほぼ全国の波の具合が解るしね、
もうそんなアホなことする人いないでしょう?
でもアホなことにはそれなりの夢もあるわけで、
先輩たちのその行動が、
妙に羨ましかったのを覚えています。
サーファーってそういう感じで生きなきゃならんのだなぁ?
やけに納得させられました。
この情報時代の世の中で、
今更そんな浦島話しても仕方ないけど・・・・
時代は変わりました。
サーファー専用パーキングには高級車が並び、
年配の方々がボード抱え海へ向かい、
なんだかその雰囲気って、
バブルの頃のゴルフ場のようにも思えます、あはは。
今朝はそういう人の姿も皆無、
海はクローズアウトですから・・・・・
4~5人の友人たちが集まり、
「他見に行く?
ボーリング行く?
ブラックバスやろうか?」
アホなこと話しています。
バカらしい、
アホくさい、
そういう中にサーフィンが見つけられたら、
いっぱしのサーファーになれるのだと、
あの時の先輩たちの行動から学んだのでした。
あ?
来週はJ’S&FRIENDS CUP。
地形の悪さはご承知のとおりです。
このクローズアウトでどう変化するのか?
かすかに期待するのみです。
地形の変化までは、
流石の波情報でもできませんでしょうから・・・・・・
それではよい週末を!
明日は北風に変わるみたい・・・