写真はカスタムオーダーのウエットスーツ。
かなりでかいサイズ。
どんな体型にも合わせるのがカスタムオーダー!
ヤセ、デブ、短足どんとこい!
しかもこのWET、
潜水漁をする海女さん仕様!
岩場を潜る潜水夫、
至るところに補強のパッドが施してあります。
・・・・
そんなことはどうでもよくて
カスタムオーダーのお話。
サーフィン業界、
小さなSHOPが30年、40年
細々とでもやってこれたのは
ベースにカスタムオーダーがあったからに違いない。
ONLY ONEをオーダーで作り上げる。
そういうベースがあったから!
サーフボード、WETファクトリーともに
それに応えられる技術があったから!
そのカスタムオーダーの技術たるや相当なもののはず。
それが昨今、
かなり軽んじられていて、
やれオーダーフェアだなんだって、
まるでそこに価値を見いだせない。
価値を認めようとしない。
ウエットスーツに関しては
SHOPサイドの採寸の技術も大事だし
そこを形に作り上げるファクトリーサイドの技術も相当なもののはず。
サーフボードで言えば
しっかりユーザーの技量を見極めてオーダーを受ける経験値も
それにこたえるファクトリーマンの技術ももっと認識されてよいはず。
それらすべてを
自らが安売りしている状況。
そんなところ、
技術や経験値に価値を求めない、
安くすりゃなんでもOK!!!
そんな状況が長い。
これじゃあさ、
ハッキリ言うけどサーフィン業界終わる。
これまでの図式じゃとてもじゃないけどやってはいけない。
もうちょっと自分たちの技術や経験に誇りを持たないと・・・・
なんでもかんでもコンビニエンス、
安売り、投売り、赤字大放出・・・・
サーフィンツールがそんなことで良いはずがない!
でも世の中、
向かうのはどんどんそういう方向なの・・・・
みんなバカ・・・・
暑苦しい話でごめんなさい。
え?梅雨明けしたのか?
どうりで暑いはずだぜ。
enjoy crazy summer~~~~~~!!!
小波伝説・・・
インディアンウソつかない!
バリ クラマスにて、
JUNがこのセットの波をもぎ取った日のことだった。
波はパンプアップしていて
ラインナップは世界からの猛者が40名近くで溢れていた。
なかなか波が回ってくるはずもなく
セットを支配するサーファーたちの乗る、
その波のクオリティの高さに
ただただよだれを垂らし眺めるのみだった。
JUNも数本の波をGET,
早々上がってしまった。
最後の最後にようやくチャンス到来、
そこそこの波をGETできた。
ビハインドピークに
WEST青木工場長がいて目が合ったけどフルシカト!
これ逃したら次はないから!
ウキウキしながらワルンに戻ると
「良いの来ましたね!バッチリです!
そこのカメラマン、
シャッター押してましたよ!」
着替えの途中のJUNにそう言われた。
カメラマン、
ビジターサーファー相手に写真を売りつける
ローカルのそれとはどうやら様子が違う。
聞くと
TEAM INDIAだという。
インドからやってきたSURF TEAMの広報担当の人みたい。
なんとなく仲良くなって
「じゃ、帰ったら写真送るからね!」
みたいな約束を取り付けた。
旅先ではいろんな人と出会い
いろんなことが起こる。
全てが最高のことばかりじゃない。
些細な約束なんて反故にされることが圧倒的に多い。
でも今回、
その出会いは素晴らしかった。
約束はちゃんと守られた。
こういう時に本当に実感する。
旅って最高!
そして、
やはりインディアンうそつかない!!!!
彼からのメッセージ・・・
Thank you & Namaste from India.
なんちゃぁない写真・・・・
けれど
還暦旅の思い出としてずっと心に残る・・・・・・
これからも旅を、続けたい。
big thanks from Japan & see you again somewhere!!!
see ya buddy RAM!!!!