寒いし波も小さいからね・・・
ちょいとコンケイヴのお話・・・・
シングルフィンの時代、
VEE(ヴィー)ボトムという形状が主流でした。
ストリンガー部分が高くてエッジ側にV形状になっているボトムです。
ブイボトムと言ってしまいがちですが、
正しくはヴィーボトムらしいです。(どーでもいいけど・・・・・)
そこから年代と共に
FINの枚数と共に
ボトム形状も変化を遂げて
現在の形状が成り立っています。
どうでしょう?
single to double concaveが一番主流でしょうか?
センター部分はやや深めのシングルコンケイヴが掘ってあって
テイルにかけてそのシングルがダブルの形状になっていくタイプ・・・・・・
最新のボトムデザインはほぼほぼこの形状が施されていると思うのですがどうでしょう?
デザイナーによってその深さとか長さは変わってくるでしょうし
そのブランドのモデルによっても大きな変化が見られます。
たとえばPYZEL surfboards。
2年連続STAB IN THE DARK優勝。
デーンレイノルズとジョディスミスのお墨付き。
加えてJJFのあのパフォーマンスですからね!?
鬼に金棒、向かうところ敵なしです!
今は廃版となっているRIP OFFというモデル。
このモデルにはかなり深めなシングルコンケイヴがデザインされています。
テイルエンドまでずっとシングルのフルコンケイヴ。
直進性重視、どこまでもかっとぶぜ!
そんな感じの深いシングルコンケイヴデザインです。
ちょっと古く感じるデザインかもしれないですが、
私は好きです、こういうボトム形状!!!
一昨年、STAB IN THE DARKイベントで優勝したMODELがこの74です。
こちらもシングルコンケイヴですが、やや浅めの設定にあって
リフト、スピード、ドライブ性能を併せ持ったボトムデザインに仕上がっています。
またロッカーとのコンビネーションも必須事項で
スピード、ドライブ感を出しながらもルース感も失わないようミディアム・ハイなロッカーを使用、
とあります。
ここまでいくと私には???です。
ボトム形状を目視してみましょう!
ね?
RIP OFFに比べかなり浅めの設定ですね!?
こちらはSLAB MODEL
ノーズから深めのシングルコンケイヴデザインが始まり3 1/3部分からダブルコンケイヴに分けたデザインです。
たいがいこのボトムデザイン(single to double)、
力のないビーチブレイクに適していて
スピードとドライブ性能が向上、
更にはフローも与えるハイパフォーマンスボード!とあります。
ちょっと勉強になった?
全然????
たまにこういうの書かないと、
「おっちゃん、ぜんぜん解ってないでしょう?」
ってなっちゃいますから・・・・
「1mm薄くしようかな?
0.5cm細くしようかな?
どう思いますか?」
そういうレベルのオーダーにも対応しないとあかんからね!?